エネマネハウス2014
エネマネハウス2014の早稲田大学チームに高口研から参加した大場君。
よこで光っているのが、彼らが開発した屋内外の室温見せる化システム。
ありふれた面照明に見えますが、温度によって30段階の色に変化する有機EL照明です。
室内の気密が高くなり、機器による制御が簡単になるとますます人間は外の環境に無頓着になります。外の方が涼しいのにエアコンを使っている時間帯が実はかなり長い。そういう状況を見せる化して自覚できるようにして、居住者に主体的な環境行動(この場合は窓を開けて外の空気を入れて環境を良くする行動)を促す仕組みです。
二つの温度モニターを通じ、外と内の温度差を一目で直感的に理解してもらう。
たとえば冬であれば、蓄熱性が高い建物であれば、旅行から帰ってきたら部屋が冷え冷えに蓄冷されて寒い状況があります。場合によっては外の方が暖かい。この場合は、室内は真っ青に、外はやや黄色といった表示になっているはず。この場合は、暖房をピっと入れる前に窓を開けて換気をすれば、エネルギー消費量が抑制できるという具合です。
このオリジナルのアイデアは。
実は通天閣の頭頂部。分かるのは関西人だけかなあ~。