毎週月曜日に文献ゼミとしてZED bookというBedZEDについての本の翻訳を行っています。
今までは10:30~12:10の時間帯で行っていたのですが、進行状況が遅いため今日から10:00からになりました。
朝弱い人は少し眠そうでした。
また、先週の金曜日はゼミが休みだったためフットサルをしました。
写真を後日アップしたいと思います。
080523 温暖化と石油高騰
今日の新聞を見ていると、温暖化対策と石油の高騰が同じページに書かれているのだが、その断絶には唖然とするばかりである。二酸化炭素の排出抑制を唱えながら、その横では産油国に石油増産を呼びかける記事を掲載している。
最近、会う人に「日本が二酸化炭素を0にしたとしても、地球温暖化の防止には何の役にも立たないと思うが、どう思うか?」と質問している。もちろん、議論の入口としての質問なのだが、これに明確な反論をできる人に会ったことがない。
私の主張はこうだ。
①二酸化炭素の世界的削減とは、石油や石炭などの化石燃料の消費、即ち生産量を抑えることである。効率化がいくら進んでも、生産量が伸びれば排出量は増える。
②先進国が消費を抑えれば、需要が減り価格が安くなる。安くなれば途上国も買えるようになり、結局消費は減らない。価格も上昇する。
③つまり、化石資源が市場商品である以上、需要が増えるのに消費を抑えることはできない。先進国の需要を抑えることはできるが、途上国を減らすことなどできるのか? 先進国の経済発展は途上国の発展を前提としており、現時点で化石燃料の消費を減らしながら、発展するというようなことが途上国で可能なのか?
④生産量が減るとすれば、それは生産能力が限界を超えたということで(つまりオイル・ピークを迎えた)ということで、需要に応じて価格が上昇する。一定以上高くなれば、エネルギー的・原料的価値が無くなり、需要も減りさらに生産量は減る。
⑤つまり、現在の石油生産量を意図的に抑えることはできず、資源量の限界から、生産量が減るのを待つしかない。
というものである。
勿論、実質的な省エネへの投資(国際的な排出権取引などではない)は、石油が高騰した場合への備えであり、決して無駄ではない。どんどん進めるべきである。しかし、それは温暖化防止というよりは、次の世代の生活水準を保つため(少ないエネルギーで快適を実現する)の投資ということになる。
別のところにも書いたが、温暖化の防止には石油生産量を抑えるしかない。石油・石炭生産国は限られているわけで、彼らに生産量のキャップを設け、段階的に減らしてゆけばよい。例えば価格を徐々に上げて、生産量を徐々に下げていけば、産出国としての収入は確保されるわけで、交渉の余地はあるのではないかと思う。
さて、これは多分に技術者の想像も含んでおり、国際関係、経済学寄りの話である。大きな誤解をしているかも知れない。どなたかご指摘いただければ幸いである。
080521 安藤忠雄先生講演会
建築学科では以下の日程で安藤忠雄先生の講演を予定しています。
日時:2008年5月28日(水) 10:40~12:10
場所:早稲田大学大久保キャンパス 63号館2階01教室
対象:学部学生、大学院生、一般(無料)
問い合わせ先:早稲田大学創造理工学部建築学科
高口洋人 03-5286-2494 takaguchi.lab@gmail.com
一般の方から、事前申し込みが必要かとの問い合わせがありますが、申し込みは必要ありません。
また、会場の場所については、ここをご参照ください。
080516卒論ゼミ
卒論生の論文レビューと卒論テーマについての発表がメインでした。
だんだんと各自のテーマが掘り下げられ、それに伴い様々な問題点が見えてきました。最初のがんばりどころが来たかな?と感じます。がんばりましょう。
最近研究室では風邪が流行っていて今日は2名が欠席してしまいました。体調管理に注意したいです。
2007年度研究発表
日本建築学会関東支部研究報告会
- 小谷健司, 高口洋人:屋上緑化の複合的利用に関する研究-その1 維持管理・運営に関するアンケート調査-, 2007年度日本建築学会関東支部研究報告集, pp.505-pp.508, 2008.3
- 杉崎 聡, 関東研二, 高口洋人:東京都23 区における街路樹・公園剪定枝発生量とその有効利用に関する研究, 2007年度日本建築学会関東支部研究報告集, pp.581-pp.584, 2008.3
- 杉山幸司, 高口洋人:人口減少時代の都市基盤整備と環境負荷削減に関する研究-本庄市におけるケーススタディー-, 2007年度日本建築学会関東支部研究報告集, pp.565-pp.568, 2008.3
- 長谷川 佳, 高口洋人:地方都市における再生可能エネルギーによるエネルギー自給に関する研究 -本庄市におけるケーススタディー-, 2007年度日本建築学会関東支部研究報告集, pp.569-pp.572, 2008.3
- 馬場雅裕, 高口洋人:非住宅建築物の環境関連データベースの構築に関する研究 その1 関東地域の官公庁建物のエネルギー・水消費量, 2007年度日本建築学会関東支部研究報告集, pp.545-pp.548, 2008.3
- 広瀬拓哉, 高口洋人:単身世帯のライフスタイルと省エネルギー効果に関する研究, 2007年度日本建築学会関東支部研究報告集, pp.533-pp.536, 2008.3
- 保坂嘉一, 高口洋人:非住宅建築物の環境関連データベースの構築に関する研究 その1 関東地域の文化施設のエネルギー・水消費量, 2007年度日本建築学会関東支部研究報告集, pp.565-pp.568, 2008.3
- 木村真理子, 高口洋人:外断熱集合住宅における夏期の室内環境及び冷房機器の使い方に関する研究, 2007年度日本建築学会関東支部研究報告集, pp.521-pp.524, 2008.3
2008年度 研究員・学生
研究員
増田 幸宏
修士1年
岡留 智史
小谷 健司
杉崎 聡
杉山 幸司
長谷 川佳
馬場 雅裕
広瀬 拓哉
保坂 嘉一
卒論生
遠藤 崇光
新田 貴彦
川崎 正博
宮﨑 恵子
岩嶋 洋平
小林 正和
幡場 喬二
忘年会兼クリスマス会
研究室にて、忘年会兼クリスマス会として鍋パーティを行いました。
ハイセンスな(?)プレゼント交換をはじめ、おおいに盛り上がりましたね。
IHヒーターなど研究室の鍋環境も整ったので、これからしばしば鍋パーティが開催されることでしょう。
卒業論文打ち上げ京都旅行
卒業論文も無事(?)提出し、研究室で京都へ行って参りました。
紅葉シーズンまっただ中の三連休、
1年で一番嵐山が混んでいましたが、
美味しいものを食べ、お酒を飲み、
これからの更なる飛躍を誓いました。
071108,071116卒論ゼミ
全員参加で発表形式のゼミを行いました。
卒論発表の持ち時間がひとり6分と大幅に短縮されましたが、誰一人6分で発表を終えられない、という結果となりました…が、あと一週間あるので大丈夫でしょう!
早いもので?
これにて卒論ゼミの全日程が終了となりました。
めっきり寒くなってきましたが、あと一週間体調管理に気をつけて乗り切りましょう。
004 マレーシア 卵の殻のコースター
003 マレーシア 鮮魚でつくられたつまみ
071101卒論ゼミ
参加者8名(全員参加)
先週に引き続き本番形式での発表を行う。
今回は本番の発表時間10分に合わせて発表を行ったが、意外と10分でまとめるのは難しい。
来週は梗概提出もあるので、さらにペースを上げて頑張っていきましょう。