3/21イベント開催「熊野材みんなで考える木のある暮らし」in日本橋

3/21(木祝) 日本橋 三重テラス
熊野産の端材プレゼント!参加無料・入退場自由
ワークショップ、木工体験、積み木広場

三重県熊野市の木材を使って新製品を考えたり、オリジナル木製品をつくろう!
都会でお子様と一緒に木のぬくもりを感じてみませんか。

家の中やオフィスなど、木はいろんなところに使われています。最近は木にそっくりなプリントが施された製品も多く出回っています。木だと思っていた製品は実は偽物だった…?!なんてことも。
みなさんはどのような木の製品があったら嬉しいですか?世界遺産「熊野古道」で知られる三重県熊野市の木材に触れながら、木を使った製品を一緒に発明しましょう!あなたのアイデアが実際に商品になるかも…。
さらにカトラリー製作体験では、自分だけのオリジナルスプーンなども作れます!

そのほか、熊野材を使った商品も多数紹介。積み木広場はお子様から大変好評をいただいています! 
ワークショップ参加者にはもれなく熊野産の端材プレゼント♪ 熊野ならではの飴や飲み物もご用意。

積み木広場の様子(イメージ)

 

カトラリー製作体験の様子(イメージ)

 

【イベント内容】

1 熊野材の使い道ワークショップ
実際に熊野材の端材に触れてもらい、身のまわりにあったら嬉しい木の製品を絵に描いていただきます。実際に工作も可能です。当日は熊野市の製材所の方にもお越しいただきます。木の専門家と一緒にオリジナル製品を発明しましょう。

2 木工ワークショップ カトラリー製作体験
熊野産ヒノキを使ってカトラリー製作ができる木工ワークショップです。オリジナルのスプーンなどがつくれます。難しい作業はないのでお子様でも楽しむことができます。

3 熊野市の製材業者さん講演会
三重県熊野市の野地木材工業㈱の野地伸卓さんより、林業の今についてお話をしていただきます。とても分かりやすい内容ですので、木について気軽に学ぶことができます。開催時間に合わせてお越しください。

<講演会開催時間>
第1部 12:30~
第2部 14:00~
第3部 15:30~

4 熊野材製品紹介
熊野材を使った製品を数多く展示しています。早稲田大学の学生が熊野市の製材所と共同開発している木質OAフロアを実物で展示しています。一部商品はその場で申し込みが可能です。

5 積み木広場
熊野産のヒノキの積み木で遊ぶことができます。お子様も楽しみながら木の良さを感じることができます。

6 アンケート「『木』になるあなたの生活調査」
みなさんの身のまわりの製品は木製かどうか、簡単なアンケートに答えていただきます。

【開催日時】
3/21(木祝)12:30~17:00
入退出自由です。気軽にお越しください。

【開催場所・アクセス】
三重テラス
東京都中央区日本橋室町2-4-1浮世小路千疋屋ビル「YUITO ANNEX」2F

東京メトロ半蔵門線・銀座線「三越前」駅直結(A9番出口)
JR総武線快速「新日本橋」駅直結(A6番出口)
JR山手線・中央線・京浜東北線「神田駅」より徒歩5分

※車でお越しの方はお近くの有料駐車場をご利用ください。

【参加対象】
3歳以上(12歳以下のお子様は保護者の方とご一緒にお越しください。)

【参加費】
無料

【事前予約方法】
熊野材の使い道ワークショップ、カトラリー製作体験は事前予約が必要です。下記の申込フォームより必要事項をご記入ください。
https://goo.gl/forms/wgCzIGKfeqCWeWQC2
その他のイベントについては予約の必要はありません。当日の開催時間中にお気軽にお越しください。

【主催】
早稲田大学高口研究室
熊野材利用推進協議会

【お問い合わせ】
Tel:03-5286-2494
Mail:wasedakumano@gmail.com(担当:鈴木・渡邉)

熊野プロジェクトZOOM会議

熊野材の利用推進を通じた地域振興プロジェクトの一環で、フェスの活動の詳細内容を会議中。
今回は、ビデオ通話ツールZOOMを新しく導入してみました。音声がクリアです。

WARM BOX大作戦!!@荻窪小学校

 

s-IMG_830911月16日の月曜日に、杉並区立荻窪小学校の環境学習の一環として、4年生対象に「WARM BOX 大作戦!」の実験のお手伝いをしてきました。「室内に取り込んだ太陽の熱で、いかに室内の温度を暖かく保つか」という事について、「熱をにがさない」「熱をためる」という点に着目し、様々な工夫を施します。ハロゲンランプを太陽光に、200mm×200mmのスチレンボードの立方体の箱を室内に見立てて実験。今回の実験では、「熱を逃がさない」の工夫に含まれるスチレンボードカバーやフリースカバーの断熱効果が強く現れました。写真は子供たちの実験風景です。興味津々で取り組む子供たちの姿勢は可愛くて癒されました。

熊野市シンポジウム ご報告

先日掲載した熊野市のシンポジウムは無事に終了致しました。

当日は熊野市内外から37名の方にお越しいただき、講演会とパネルディスカッションをご聴講頂きました。

各先生方の発表に関して、地元の方からは「地域資源をどう活用していくか考えるきっかけになった」「人口減少の将来予測には危機感を覚えた」「住民の声を大きなものに発展させ、行政と連携していかなければいけないと思った」等、貴重なご意見を頂くことができました。

この機会を活かして来年度、再来年度も活動していきますので、今後の熊野プロジェクトにご期待ください。P1100930 P1100984 P1110005 P1110055 P1110090 P1110122

4/18(土) 三重県熊野市にてシンポジウム開催

この度、シンポジウム「地域資源・資産のマネジメント-人口減少と環境問題にどう備えるか-」を、三重県熊野市にて開催することになりました。

東京大学 赤司泰義先生・九州大学 住吉大輔先生・前橋工科大学 堤洋樹先生をお招きしての講演会、パネルディスカッションになります。

是非とも参加の程 ご検討下さい。

■日時:4/18(土) 14:00~17:00(18:00より懇親会)

■場所:三重県熊野庁舎 5F (熊野市井戸町371 )

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今日は先生の誕生日

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本日9月19日は先生のお誕生日です!

というわけで研究室でもケーキでお祝いしました!

忙しいスケジュールの間をぬってのお祝いでしたが、喜んで頂けたようで何よりです。

外岡先生も先日お誕生日を迎えたようで、あわせておめでとうございます!

学生もケーキを食べてごきげんなようです。

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環境建築事例訪問~日本橋アステラス三井ビルディング~

【訪問事例概要】

訪問日:2014/9/10

訪問先:日本橋アステラス三井ビルディング

設計者:山下設計

所在地:東京都中央区日本橋

 

高口研究室では、環境建築に関する研究の一環として、近年竣工した先進的な建物の見学も行っています。

今回はその2014年度の1回目、日本橋アステラス三井ビルディングに行ってきました。

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地上17階、地下2階の建物で、4階から17階が賃貸オフィスとなっていますが、全フロアをアステラス製薬が本社として使っています。

専有部の照明のLED化や、湿度コントロールにより体感温度を低下させる「クールビズ対応空調機」の採用など環境への配慮に力を入れており、

賃貸のオフィスビルとしては初となる「LEED-CS(テナントビル版)」のゴールド認証の取得を予定しているのだとか。

今回、オフィス内部の見学は叶いませんでしたが、緑化率が高く、外観からも環境への配慮がうかがえました。

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最後の写真は、薬草だけを植えた緑地の「薬ガーデン」。製薬会社らしさを出した面白い緑地。

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研究室HPを更新しました

研究室のホームページをWikiベースからWordPressベースに変更し、リニューアルしました。
最初にホームページを立ち上げたときにも、既にWordPressは存在し、どちらにしようか迷ったのですが、誰もが簡単に書き込める、そんな構想でWikiを選んだのですが、学生諸君には受け入れてもらえなかったようで、更新が滞っていました。これを機会に、研究成果の情報発信を強化したいと思います。

建築学会関東支部常議員、当選致しました。

建築学会関東支部 常議員選挙に立候補しましたが、無事当選との連絡を頂きました。
名前を書いて頂いたみなさん、有り難うございました。
建築学会の関東支部は、本部と同居のせいかやや目立たない存在ですが、学生の交流や支援、異分野との連携など、責務はますます大きくなっているように感じます。少しでもお役に立つ仕事ができればと思います。

本気で5アンペア: 電気の自産自消

本気で5アンペア: 電気の自産自消
斎藤 健一郎 (著)
新聞の書評を見てポチッと購入。スマホになって何が変わったかというと、本の購買行動。
書評や会議で出た本をその場で検索・発注、翌日には配達されるのだから、未読の本が山積みになるわけだ。
福島で原発事故に直面した新聞記者が、東京転勤後に感じた電気に対する嫌悪感を感じたことから始めた5アンペア契約生活。つまり最大500Wしか使えない生活。この本の功績は、この5アンペア契約なるものが存在することを世に知らしめたことだろう。現時点でも、東京電力のホームページからこの契約を見つけるのはなかなか難しいのですが、料金表には確かに記載があり存在することが分かります。
http://www.tepco.co.jp/e-rates/individual/kaitei2012/chargelist/index-j.html#sec02
5アンペアでの生活を実践する意味については、賛同も批判もある旨が書かれていますが、つまるころ人生とは、困難を愉しみながら乗り越えていくこと、と言いたかったのではないかと思います。彼の場合はそれが震災であり、原発であり、電気だった。
しかし住宅の無知に関しては、微笑ましいを越えて呆れるしかないのですが、おそらく一般の方の感覚はこういうものなのでしょう。むしろ我々の方が反省であります。

建築学会代議員・関東支部常議員選挙での投票のお願い

この度、建築学会関東支部常議員候補として立候補させて頂きました。
ここ数年、関東支部事業企画委員の委員として、また外部協力者として関東支部の活動を支援して参りました。地震対応やオリンピックに向けた都市改造、強靱化。それから建築物のサステイナブル化、リジェネレイティブ化など、周辺領域関係者との交流含め学会の役割、情報発信、提言機能はますます重要になってきています。
お手元に投票用紙(建築雑誌2月号に同封。または建築学会のWebにログインできる方は電子投票も可能)がある方は、何とぞご協力のほどお願い申し上げます。
なお、建築学科の先生方では
第15期代議員候補     
   後藤 春彦(ごとう はるひこ)  教授
   有賀 隆 (ありが たかし)   教授
   中谷 礼仁(なかたに のりひと) 教授
関東支部常議員候補  
    高口 洋人(たかぐち ひろと)  教授
が立候補されています。
併せてご協力のほど、お願い申し上げます。
注)「建築雑誌2月号」挟み込みで、ハガキの投票用紙が送付されます。
今年から電子投票が行われ、電子投票された方がハガキ投票すると両方とも無効になるとのこと。
代議員選挙・投票〆切 :3月5日(水)  常議員選挙・投票〆切 :4月4日(金)
です。

2014 謹賀新年

謹賀新年
明けましておめでとうございます.
どうぞ本年もよろしくお願い申し上げます。
皆さまのご健康とご多幸をお祈り申し上げます.
さて,新年の抱負をなどと思いましたが,なかなか上手いフレーズが思い浮かびません.どうしてだろうと考えてみますと,いろいろやり残したこと,積み残したことが多すぎて,新しいことを考えられない.そんなところではないかと思い至りました.そこで一年の抱負としては,何かとやりかけのことを整理して,成果として結実させる一年にできれば,ということにしたいと思います.
正月に取りかかった本,「スタンフォードの自分を変える教室」(ケリー・マクゴニガル)の中に,日々の自分の決断を認識するというような内容のページに,「食べ物に関する決断を一日に何回くらい行っていると思いますか?」という問いが例として出ていました.被験者の平均的な回答(自覚)は平均14回だったそうですが,実際に記録を取ってもらうとなんと227回だったそうで,食べ物に関してだけでも200回以上の決断を無自覚にしており,一日の量たるや・・・・という内容でした.また,その続きに,「人は気が散っているほど誘惑に負けやすい.つまり良い判断ができない」,例えば電話をしながら買い物をすると,本来買うつもりではなかったものを買ってしまいやすくなる.というような知見も示されていました.
このような最新の知見は何も新しいことではなく,例えばとんちで有名な一休宗純が好んで揮毫した七仏通誡偈というお経では,仏教の生き方を
諸悪莫作(しょあくまくさ) もろもろの悪を作すこと莫く
衆善奉行(しゅうぜんぶぎょう)     もろもろの善を行い
自浄其意(じじょうごい) 自ら其の意(こころ)を浄くす
是諸仏教(ぜしょぶつきょう) 是がもろもろの仏の教えなり
と書き起こしていますが,内容はマクゴニガル博士の指摘とほぼ同じであることに気が付きます.違うところと言えば,仏教では善悪の判断が入っていることでしょうか.
いずれにしても,毎日毎日,一瞬一瞬の刹那において,善く生きれるよう頑張りたいと思います.
(ソクラテスの「ただ生きるな、善く生きよ」というのもありましたね)