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2012.02.10 フォーラム「森を守れる住まいづくりを -森と街を直接連携する-」のご案内(3/4)

チラシはこちらです。
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■ごあんない■ JST研究開発プロジェクト フォーラムのご案内
  森を守れる住まいづくりを -森と街を直接連携する-
   2012.3.4 13:00~17:30 早稲田大学63号館201教室
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ー集まれ!森・街・住まいの未来を考える
 市民・建築業・林業従事者の大ラウンドテーブルへ!ー
 日本は、国土の68%を森林が占める「森の国」であるのに、
 森は顧みられず荒廃が進んでいます
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戦後の拡大造林が生物のゆりかごだった広葉樹の森をスギ・ヒノキ
の人工林に置き換え、さらにその後の価格の暴落で手入れもできず、
今の状況に至りました。
戦前には3/4の木材が燃料として使われていましたが、今やほぼ
ゼロになり、また、建物用の木材も輸入外材の使いやすさ、価格の
安さに押されて使われません。雇用を生みだしていた森は、利用
価値のない、雇用を生まない場として見下されています。
森が豊かであれば、森が土地を守り、豊かな養分を海に届けます
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森が豊かで経済性のある場になれば人々は森に守られて暮らし、生計
を立てていけるようになります。それをめざした森を役立てる試みは、
全国の心ある人たちの無私の努力によって続けられてきました。
そのひとつである「天然住宅」は、市場サイドの家づくりから見直す
ことから始めました。そこからさかのぼる形で、木材の利用方法の
多様化や、乾燥方法、さらには育林方法まで解決策を求めてきました。
 ただの建物という商品の販売ではなく、「森と街を直接連携する
 一気通貫の仕組み」によって有機的につながり、木に始まる
 命の連鎖への参加へと発展させてきました
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冬の寒い山中、建て主さん自身が森で自らの家の大黒柱の伐り出しに
参加することもあります。天然住宅は、林産地と製材業、工務店と
住まい手をつなげるコーディネートを行い、従来は顧みられなかった
森の出来事を、直接住まい手に届けます。
これまで縦に分断されていた分業の仕組みを、建物から森につながる
横の連携へと変えました。
その過程の多くを林産地で行うことにより、利益を直接山へ返し、
建て主自身が山の手入れを行うことができる仕組みへと変えました
建て主は山を守る人の連鎖の一部になります。
「森と街を直接連携するプロジェクト」は、JST社会技術研究開発
センタープロジェクトのひとつとして、その仕組みの社会的実験と
して、2009年より活動を続けてまいりました。
実現可能性が大きく高まってきた今、多くの人たちとその成果を
分かち合い、日本各地での実現をめざしたいと思います。
森・街・住まいの未来を考える 市民・建築業・林業従事者の参加を
呼びかけます!
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【:::: 開催概要::::】
●日 時:2012年3月4日(日) 13:00-17:30 (第1部)
          18:00-20:00 (第2部)
●●場 所:早稲田大学 西早稲田キャンパス
       第1部:63号館201教室
       第2部:西早稲田キャンパス内、当日ご案内
      東京都新宿区大久保3-4-1
      (都心線 西早稲田駅 直結 / 高田馬場駅 徒歩15分)
      http://www.waseda.jp/jp/campus/nishiwaseda.html
【:::: 第1部 フォーラム::::】
○13:00 開会
♦2012年初頭「森・街プロジェクト」の大きな変貌を!
  堀尾正靱(地域に根ざした脱温暖化・環境共生社会研究開発領域総括)
♦森と街をつなぎ、市場に受け入れられる新たな仕組み
  田中 優 (プロジェクト代表・一般社団法人 天然住宅)
  相根昭典 (一般社団法人 天然住宅)
♦天然住宅と気候変動対策,天然住宅の木材,居住環境
  外岡 豊 (埼玉大学経済学部)
  安藤幸世 (名古屋大学大学院)
  高口洋人 (早稲田大学理工学術院)
♦中古住宅市場は作れるか
  小川直也 (株式会社アミタ環境認証研究所)
  前田拓生 (認定NPOまちぽっと)
♦まとめ・討論
○閉会17:30
【:::: 第2部  2012年の展開を語る会 ::::】
○18:00 開会
♦今後に向けて、多分野の話題提供者の皆さまと懇親会形式で語り合います。
 木材生産地(宮城)より
 各地の賛同建設会社より
 天然住宅居住者より
 津波被災者(気仙沼)より ・・・等
*第2部のみ有料(懇親会飲食費:2000円)です。
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●参加費
 第1部/定員200名 無料、 第2部 懇親会飲食費:2000円
●お申し込み
 下記アドレスへお名前・ご所属・連絡先を明記してお申し込みください。
 (第1部のみのご参加の場合は、その旨ご記入ください)
◆お申込み先: morimachi8@gmail.com
*いただいた個人情報は、本会の参加者の確認、今後の当PJの
イベント等の情報提供のみで利用します。
●主 催:JST・社会技術研究開発センター『地域に根ざした脱温暖化
     ・環境共生社会』研究開発領域 採択プロジェクト
     「森と街との直接連携プロジェクト」 代表;田中優、
一般社団法人 天然住宅、埼玉大学環境科学研究センター、
      名古屋大学生命農学研究科、早稲田大学理工学研究所、認定NPOまちぽっと
 共 催:(株) アミタ環境認証研究所、NPO木の家だいすきの会、栗駒木材株式会社、
     工学院大学、東北職業能力大学校、宮城県林業技術総合センター
 後 援:日本建築学会 気候変動対策小委員会・住宅カーボンニュートラル
達成シナリオWG、(社)日本木材学会、森の駅推進協議会、
      認定NPO才の木、NPO環境ネットワーク埼玉、NPO EEハーモニー
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●本イベントに関するお問い合わせ:
 天然住宅・橋本/田中  Tel: 03-5726-4226  FAX: 03-3725-5652
 アドレス: morimachi8@gmail.com
森街プロジェクトHP:http://www.morimachi.net/
広告チラシはこちらから:http://tennenjutaku.seesaa.net/
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