20120725 ブータンシンポジウム「コミュニティを生み出すライフスタイル・建築・集住体・都市」
月尾嘉男先生、山崎亮先生、浅井治彦先生、司会:古市徹雄先生
のシンポジウム。ブータン・シンポと題されていたので、ブータンがテーマかと思ったのですが、メインはタイトル通り「コミュニティ」をどうするかという話。このところの月尾先生の文明論に共感するところ大であったこと、山崎先生の繋がりのデザインという切り口は、環境技術的にも同じことが言えること、MUJIは個人的に大好きなことから、それぞれの話は非常におもしろい。もう少し、コミュニティならコミュニティ、ブータンならブータンと深掘りした議論ができればさらに面白かったのだが。
月尾先生に対する「今、日本はブータンから何を学べるか?」という質問に対して「ブータンは今、日本でいう明治維新のような所にある。日本があのとき、どのような選択肢が他にあったのか、それを映す鏡としてブータンを捉えるべきではないか(一部意訳)」というようなことを答えられていたのが印象的でした。