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2010.10.30 JST研究領域「地域に根ざした脱温暖化・環境共生社会」領域合宿 in 桐生

(独)科学技術振興機構社会技術研究センター(JST)の研究領域「地域に根ざした脱温暖化・環境共生社会」の領域合宿 in 桐生です。桐生は群馬県にある繊維業の町です。群馬大の宝田先生のプロジェクトの地元ということで、この地での開催となりました。

ディスカッションに先立ち、桐生市見学が予定されていたので参加しました。桐生再生と書かれた法被をきた地元NPO 桐生再生の清水さんから説明を受けます。家康以降のある意味第二期桐生の歴史を非常に面白く説明してくれます。桐生は江戸以前から織物のまちだったわけですが、なぜ織物だったのかは、技術をもった渡来人の植民説などいろいろあるようですが、1000年以上にわたり同じ産業を主産業として栄えてきた希有な町です。家康によって整備されたメインストリートは元々5間、現在はそれに歩道を加えた広さの立派な通りです。北端には歩道が整備されていない昔の通りが残っていますが、何軒かは建物も残っており、来年には伝建地区に申請するそうです。
写真は名所の一つとなっている、レンガ造ののこぎり屋根の工場をパン屋に改装した「ベーカリー・カフェ・レンガ」。有形登録文化財に指定されています。近代化遺産建造物にも指定されています。
ゴブラン織とレース織で財をなした織物業者が作った建物ですが、機屋をつぶしてパン屋さんに転向した方に買い取られ、今は市内の名所となっています。この辺の経緯はドラマにでもできそうですが、産業の転換という意味でも非常に興味い例だと思います。

午後からは桐生織物記念館にて合宿。各プロジェクトちょっと発表して、それをネタに長々と議論をしろという会。会場がスクール形式でちょっと議論する雰囲気になるか心配ですが、どういう議論がでるか楽しみです。