熊野 遊木 IHOKI BASEの内覧会を開催

熊野市の小さな漁港、遊木集落にあった空家の改修支援をしています。
我々が支援するのだから、当然ZEB改修といきたいところですが、そんなに世の中は甘くありません。諸々の予算、補助金をかき集め、知り合いには無償提供をお願いしてようやく、仮完成。改修はまだまだ続くのであくまでも仮ですが、簡易宿泊所として営業を開始するために一応のけじめ。

一体、何がはじまるんだろう・・・、と興味津々に見ておられた集落の方々にまずはお披露目ということで、内覧会を開催しました。
ゴールデンウィーク中でしたので、里帰り中の息子、娘世代もちらほら。
古い実家に泊まるよりはこちらに泊まりたい、との声も頂きました。

さて、とりあえず3週間後にもう一度訪問して、計画中のウッドデッキをセルフビルドします。乞うご期待。

最後のこれは、子供向けの間伐体験プログラム作りの試行

UIAゴールデンキューブ賞特別賞受賞「SDGsスーパーシティゲーム」

先般、JIAゴールデンキューブ賞にて優秀賞を頂いた、「SDGsスーパーシティゲーム」ですが、上部コンテストのUIAゴールデンキューブ賞の出版物部門(Written Media Category)にて、Honourable mentions(特別賞? 佳作?)を受賞しました。

UIAの世界大会が7月にコペンハーゲンで表彰式があるようです。
https://www.uia-architectes.org/en/award/the-golden-cubes-awards-5th-edition/

※UIA:International Union of Architects

SDGsスーパーシティゲームは、以下サイトで購入可能です。
https://insplace.co.jp/service/sdgs_supercitygame/

豊住 亮太君の修士研究 「EV 及び蓄電池が都⼼部商業地域の電⼒需要調整能⼒に与える影響」が早苗賞に選出されました。

当研究室の豊住 亮太君の修士研究が、2022年度の早苗賞に選出されました。
早苗賞は優秀な修士論文に与えられるもので、各分野で1人選出されます。

「EV 及び蓄電池が都⼼部商業地域の電⼒需要調整能⼒に与える影響」は、太陽光等の再生可能エネルギーの大量導入により、2030年以降、グリッド全体でも余剰電力が生じはじめることを示唆し(つまりDP市場が徐々に立ち上がり始める)たうえで、建物が電力の消費者から生産者、あるいは調整者に変わってグリッドの一部となった場合に求められる調整能力、特に蓄電池や電気自動車のボリューム感を明らかにしたものです。

まあ、少々荒いし、手が回らなかった点も多々あるのですが、評価されて良かったです。

JIAゴールデンキューブ賞 優秀賞受賞

JIAのゴールデンキューブ賞にて、出版部門の優秀賞を受賞しました。
日本代表ということで、コペンハーゲンでの二次審査に進めます・現地でのプレゼンはないようで、入賞すれば授賞式があっていけるらしい。
受賞対象となったのは、この二年間作ってきたSDGsまちづくりゲーム。
「SDGsスーパーシティゲームの開発~まちづくりを通じたSDGsの加速~」


修士1年生の演習として、SDGsに関わるゲームを作って、東京ゲームショーで売れ!
企画、デザイン、製作を仲間の専門家と協力しながら進め、昨年と今年、無事東京ゲームショウでも披露できました。

受賞者は
前田拓生(高崎商科大学)、福田徹(株式会社インスプレース)、高口洋人(早稲田大学)、チンケツカ(早稲田大学)、関根海央(早稲田大学)、千賀由香(早稲田大学)、粕谷彩乃(竹中工務店)、古田祥一朗(早稲田大学)、上田紘暉(早稲田大学)、梅澤美菜(早稲田大学)、斉藤瑠加(早稲田大学)、西出知世(早稲田大学)

こちらで販売しています。
株式会社インスプレース https://insplace.co.jp/service/sdgs_supercitygame/

※UIAは上部組織で、正確にはJIAの賞のようなので訂正しました。


第11回子どものまち・いえワークショップ提案コンペ 募集中

高口も参加している「日本建築学科子ども教育支援建築会議」の子ども教育事業部会主催のコンペです。
学生が中心となって行うワークショップの提案を募集するもので、最優秀提案には支援金と実施に向けたアドバイスが与えられます。
奮ってご応募ください。
今年も第11回子どものまち・いえワークショップ提案コンペをオンラインで開催します。
応募締切は 6/24 、公開審査会は7/9です。
学生のみなさんの提案をお待ちしています!

応募要項のダウンロードはこちらから

研究室の堀崎航(当時B4)・張美帆(当時B4)が日本建築学会関東支部研究発表会の優秀研究報告集および若手優秀研究報告賞を受賞しました

堀崎君のテーマは
「都市部における太陽光発電導入量を最大化する電力需要調整に関する研究―家電・蓄電池・電気自動車を用いた電力需要調整―」
太陽光発電が都市部でも大量に導入されようとする中、オーバーフローする再生可能エネルギーの蓄電媒体としての電気自動車の可能性を、建物側の需要特性と自動車側の利用実態を合成して検討したものです。

張さんのテーマは
「インドネシアの集合住宅における部屋ごとの窓開閉パターンと影響要因に関する研究
コロナ禍ならではのWeb調査。インドネシアの人々が夜でも窓を開けない理由は、セキュリティへの不安と、窓がガタついて開かないから。
というものでした。通風の確保で省エネルギー云々以前の問題が明らかになり、施工精度が重要ということを明らかにしました。

2022年度 研究員・学生

研究員

脇田健裕(理工研 客員主任研究員 研究院客員准教授 )
上野貴広(建築学科 専任講師(任期付き))
木原己人(研究員)
Abdalmajeed Ahmed(CEメジャー 次席研究員)

博士課程2年

Rudi Setiadji Agustiningtyas

修士2年

加藤 桜椰風
坂西 悠太
関根 海央
千賀 由香
チン ケツカ
豊住 亮太
西入 俊太朗
藤井 海
藤本 佳那
星野 希実

修士1年

上田 紘暉
梅澤 美菜
大島 玲奈
太田 敦揮
斉藤 瑠加
張 美帆
西出 知世
古田 祥一朗
堀崎 航
吉井 萌理

卒論生(学部4年生)

朱宮 幹子
銅木 彩人
樋口 恵佑
宮本 圭吾
石倉 怜恩
大久保 優輝
大竹 平雅
境 操斗
長島 怜生
横倉 央樹

秘書

アジズ 幸子

カーボンプライシングのフロンティア

政経の有村先生らとのプロジェクトで書いた「カーボンプライシングのフロンティア」

第11章 建築のスマート化と脱炭素の社会システムを担当しました。
無事刊行できて良かったです。締め切り守れずご迷惑をおかけしました m(._.)m
https://www.amazon.co.jp/…/ref=dbs_a_def_rwt_bibl_vppi_i4

共著者の一人、大聖先生と大学内ですれ違ったとき、つれづれ草のところは良かった、とお褒め頂く。
励みになります。

発明者として特許取得(エネルギー需要特性を取得する方法)

芝浦工大の村上公哉先生と、エコマチフォーラムの中丸さんとの共同発明ということで、
特許「エネルギー需要特性を取得する方法」を取得しました。

2018年1月に申請したので4年弱審査にかかったわけですが、なんとか認められました。
外気温とエネルギー需要の相関から、1計測点のデータで冷暖房、照明(コンセン ト)の需要を算定する技術です。

第24回木材活用コンクール【未来の山創り賞】」を受賞(共同)しました。

バンコクでの一献のご縁からは始まったプロジェクトが、第24回木材活用コンクール【未来の山創り賞】」を受賞(共同)しました。

建築プロジェクト名:アジア産地直送住宅
授賞者:アジア産直住宅事業共同事業体/ADHOC
    村上心、高口洋人、脇田健裕、石山央樹、橋爪洋司、川口香子

「アジア産地直送住宅」プロジェクトは奈良県御杖村の地方創生事業を出発点に、東南アジアへの産地直送住提供の仕組みづくりを行っています。林業の再生、技術者育成、東南アジアにおける木造住宅振興を目指したものです。
当研究室としては、断熱のレベル設定やエアコンを使った放射冷房(Ecowin)のシステム設計を担当しました。
モデルとして建設した住宅(パビリオン、茶室)は、タイ・バンコクのスリパトム大学(Sripatum University)の学生らと協力して建設したものです。

2021年度 研究員・学生

研究員

脇田健裕(理工研 客員主任研究員 研究院客員准教授 )
Abdalmajeed Ahmed(CEメジャー 次席研究員)

博士課程1年

Rudi Setiadji Agustiningtyas

修士2年

有賀 幹人
大塚 ハミル
粕谷 彩乃
鈴木 野乃花
田中 陽菜
林 実穂
山本 大
吉野 未莉

修士1年

加藤 桜椰風
坂西 悠太
関根 海央
千賀 由香
チン ケツカ
豊住 亮太
西入 俊太朗
藤井 海
藤本 佳那
星野 希実

卒論生(学部4年生)

上田 紘暉
梅澤 美菜
大島 玲奈
太田 敦揮
桑添 洸晟
斉藤 瑠加
張 美帆
西出 知世
古田 祥一朗
堀崎 航
吉井 萌理
吉永 真耶

秘書

アジズ 幸子