100912 鼎談 -技能技術者教育の未来-
建築学会関連行事の一つ、職芸学院の見学会の後に行われた鼎談で司会をしてきました。参加してくださったのは、尾島先生と内田祥哉先生、職芸の渡辺先生。内田先生は、すれ違いはするのだが直接お会いし、関係するのは初めて。御年85歳なのだが実に矍鑠とされている。100年もたせたければ、100年経った建築に学べ。200年もたせたければ、200年経った建築に学べ(これは阿部勤先生が紹介されていた言葉)。や、増改築に当たる英語がなく、増改築は日本の建築を特徴づける特質の一つであるとの指摘。また、日本の施工精度の高さは大工技術者による、など心に残る言葉を残された。
この9月から工学院大学の特任教授に就任されるとのこと。