バイヨンにおります


バイヨン寺院におります。
バイヨンの中央塔に安置されていた釈迦牟尼仏は、アンコール王家の信仰が仏教からヒンズー経に変わった時、あった場所に穴を掘って破却されました。それを19世紀の末にフランスが発見し、修復して外の祠に安置するのですが、今回のプロジェクトはその仏を元あったバイヨンの中央塔に戻そうというもの。中川武先生発案のプロジェクトなのですが、「お前も坊主なら手伝え」ということで、お手伝いしています。
プロジェクトは、既に安置され100年以上経つ祠の崇敬者への配慮として、本尊仏のレプリカの製作。フランスが修復した本尊仏の再修復。そしてその仏をバイヨン中央塔に戻すという三段階です。バイヨン中央塔は基壇部が不安定(これは釈迦牟尼仏を埋めたり掘ったりしているからか?)らしくその強化、また、運び出すときはばらばらだった仏をどうやって運び込むか、等々難題山積なのですが、きっとなんとかなるでしょう。
小生の担当は、資金調達というこれまた難題を仰せつかっているのですが、昨年は東日本大震災や各宗800年遠忌や750年遠忌やらで資金調達はお休みしていたのですが、そろそろ気合いを入れてということで進捗の確認と打ち合わせが今回の主目的です。

思ったより、激しく進行しておりました。
これはいよいよ気合いを入れなくては・・・・。
本尊仏の大きさの指標として立っていてくれているのは、中川研OBの石塚君です。なかなかナイスガイです。
ちなみに、上の写真で凛々しい後ろ姿を見せてくれているのは、同じく中川研OGの島田君。ナイスガイの女性版が思いつきませんが、なかなかクールです。