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Satreps-DeLCA 全体会議 @広島大学

広島大学にてSatreps-DeLCA(代表:久保田徹先生)の全体会議。

もはや記憶が定かではないのだが、過去の報告書を見ると、2019年の8月にキックオフの全体会議を東工大でやって以来。
その時には、2020年の春にでも、是非、参加企業であるYKK-APさんのスマートタウンがある黒部で全体会議をやりましょう、と盛り上がったのだが、その後の経過はご存じの通り。

インドネシアで低炭素型のアフォーダブル集合住宅を技術支援、共同研究としてインドネシアの政府関係者、研究者と一緒に作るというプロジェクト。

人材育成も含めての5年プロジェクトなのだが、うち2年はコロナ下で経過。それでも既に成果は出始めており、早稲田でも一名社会人博士を受け入れて、LCAでみた場合のプロトタイピング作りに取り組んでいる。

次回の全体会議は是非、バンドン、ジャカルタで、とオンライン上のインドネシア側参加者にお願いして終了。

これは技術「支援」プロジェクトなのだが、実のところ日本でも実績ないプロジェクトで、本当に試行錯誤なのだ。
というのも、ハイグレードな低炭素型の集合住宅なら日本にも沢山あるが、アフォーダブルとなると全くない。

このプロジェクトは公的なアフォーダブル集合住宅を目差しているわけで、見方によっては日本の住宅政策より進んでいる。
では、日本はということで、低所得者向け公営・公的住宅を全てZEHに改修し、日本における最低基準がZEHであることを示すべきだ、と提案しているのだがどうか。

写真は、社会人博士のRudiさんが我々のチームの全体構想を説明。
卒論生が振られれば卒論の内容を補足という段取りだったのだが、さらっと流れて出番なし。練習不足。