アジアの多様な建築を理解し アジアの建築を考える
建築家協会の会報の巻頭インタビューに取り上げて頂きました。アジアといっても対象はもっぱら東南アジア。
アジア建築家協会の総会が東京で開かれるにあわせて、我々の研究にも関心を持ってくれたようだ。
インタビューをまとめたものなのだが、現時点における研究を整理するにはよい機会だった。
インタビュアーの今村創平先生が最も聞きたかったのは、果たして西洋に対抗しうるアジア、東洋独自の建築の在り様、あるいは生活像や幸福といったものがあるやなきや、ではなかったかと理解しているのだが、現時点では悔しいかなはっきりとした答えは持ち合わせていない。「ある」と思って取り組んではいる。数年後にはもっとしっかりと答えを持ちたい。