20110328 照明など省エネを徹底しよう(駅編)
あくまでも輪番停電には反対だ。そのためには、常日頃の省エネが必須。
まちなかでも照明や自動販売機、電車の中の空調など対策が徹底しつつある。
写真は、池袋の副都心線と丸の内線の連絡通路。照明の点灯が約半分になっている。それで暗いと感じるかというとそうでもない。むしろしっとりした空間になり、言い過ぎかも知れないがヨーロッパ的な落ち着きさえ感じる。元々この程度でよかったのだ。電力不足が解消しても元に戻す必要なし。
電車の中の暖房も、長く乗っているときはコートを着たまま寝てしまうと汗だくになって目が覚めるので、わざわざ脱いで座っていたのだが(私だけ?)、それも無くなりむしろ快適。皆、コートを着ているのだからそもそも不要だったのではないか?
設計の世界でも、照明が明るすぎるのは設計慣習の構造的問題とも指摘されている。設計者がサボって照明設計をメーカーに丸投げすることが多いので、照明が多めにつくというのだ。机上面照度の基準も明るすぎる。この際自省して見直すべきだ。
駅ではエスカレータが止まっている。悪いことではないが、対策が不安定というか駅によってまちまち。駅長判断なのだろうか。小生の意見は、
・エスカレーター
基本的には止めてよし。
写真のように通行禁止としているところが多いが、混雑に拍車をかけており通行できるようにしてもらいたい。年寄りがゆっくり階段を上がっていると、混雑時は危ないし年寄りも恐縮して焦って危険。皆さんも経験があると思うが、止まっているエスカレーターを歩いてのぼるのは少々慣れが必要。カクっとなったりして。この際、避難訓練と思って慣れておくべし。
・エレベーター
エレベーターも止めているところがあるが、バリアフリーの観点から大いに疑問。使いたい場合は駅員に申し出ろと張り紙があったりするが、バリアはハードだけではない。心理的なバリアもフリーにしなければ意味が無い。
・自動販売機
照明は消灯。電車が動いていない時間帯も止めてよい(止めている?)
夜は寂しいのでつけても良いのではないかと思う。
・照明
半分ほと消灯。電力不足が終わっても戻す必要なし。